関西風と関東風の天津飯は、上にかける餡(ソース)が違います。
関西風は、醤油ベースの茶色いもので、関東風はケチャップにお酢をきかせた甘酢餡(酢豚の餡のような)なのだそうです。
でも私は、一度も関東風の天津飯を食べた事も実物を見たことがありません。
東京の天津飯の餡は赤い、と聞いた時はとても驚きました。
私は子供の頃から天津飯が好きで、家族で中華を食べに行く時はよく注文していました。
そんな天津飯が家で簡単に、しかも激安で作れると知った時は凄く嬉しくて、今でも時折作っています。
今回は、卵にも餡にも具を入れない、シンプルな貧乏飯天津飯のレシピをご紹介します。
卵1つとご飯で出来る!関西風天津飯の材料
卵
1個(なるべくLサイズ以上のもの)
ご飯
0.5合~0.7合
(餡の材料)
中華だし…今回はウェイパーを使用しました(和風の粉末だしでもOKです)
小さじ1/2
しょうゆ
小さじ1/2
水
100㏄
水溶き片栗粉
片栗粉大さじ1/2
水 20~30㏄
卵1つとご飯で出来る!関西風天津飯の作り方
1.卵を容器に割り入れて溶く
卵一個を容器に入れました。
それをお箸でかるく混ぜて溶き卵にします。
2.フライパンで卵を焼く
油をひいて熱したフライパンに溶き卵を入れ焼いていきます。私は少し固めが好きなのでしっかり焼いていますが、お好みの焼き加減でそうぞ。
3.ご飯をどんぶり等の大き目の器に入れる
まず、お茶碗にご飯を入れます。このお茶碗は小さいものなので、0.6合くらいです。
どんぶりにひっくり返して入れました。
4.ご飯に卵を乗せる
焼いた卵をご飯を包むように乗せました。
5.上にかける餡を作る
ウェイパー小さじ1/2いれました。スプーンで削りました。
しょうゆ小さじ1/2を追加
水100㏄入れました。これだけだと味が濃い目ですが、水溶き片栗粉(私は混ぜやすいように水多めで作ります)で薄まります。
好みに合わせて分量は調整してくださいね。
先ほどまで卵を焼いていたプライパンです。調味料を混ぜたものを入れて温めます。
水溶き片栗粉です。
フライパンの火を止め、水溶き片栗粉を入れて混ぜます。
フライパンに再び火を入れました。ずっとかき混ぜ続けてください。トロミがついたら完成です。火を止めて4.の上にかけてください。
6.出来上がり
餡をかけて完成しました。
値段 45円
ご飯 0.6合 25円
卵 一個 18円
片栗粉 大さじ1/2 2円
味 ★★★★☆
カニカマやグリンピースが入っていなくても天津飯は美味しい。