卵白や生クリームを泡立てる根性、もしくはハンドミキサーがあればアイスクリームは簡単に作れます。
しかも、市販のものより美味しいです(あくまでもお安いアイスとの比較です)
アイスクリームって本来はこんな味なんだなー、としみじみしてしまうような素朴な美味しさです。
生クリームの動物性と植物性の違い
アイスクリームの材料になる生クリームについてです。
動物性の物は「純正」「生クリーム」植物性の物は「ホイップ」 とも呼ばれます。
↑これが動物性の生クリームです。生乳を遠心分離して乳脂肪分を取り出したものです。
味は濃厚でしっかりと泡立ちます。値段は高めです(400円くらい)
↑これがホイップクリームです。植物性の油で人工的に作られたものです。味はさっぱりとしていて、泡立てたものは少しゆるめの仕上がりになります。値段は安く100円で売っている店もあります。
動物性の生クリームの方が美味しそうな感じがしますが、どちらが美味しいと思うかは好みの問題です。植物性の方が好きという人も結構います。ケーキのデコレーション用の生クリームは、両方をまぜて適度にさっぱりとさせる事もあります。
貧乏スイーツとしては、値段的に植物性を採用します!
材料 (バニラアイスとコーヒーアイス各500mlくらい分)
植物性生クリーム1パック(200ml)
100円ローソンなら確実に100円(108円)で手に入ります。
2016年9月の時点で、業務スーパーで97円、スーパー万代で128円で売っているのを見ました。
砂糖 60g
生クリームに入れる分 30g(大匙3)
卵白に入れる分 30g(大匙3)
玉子 3個
小さいサイズのものだと白身が小さくなるので出来上がりのアイスクリームの量が減ります。
インスタントコーヒーの粉
コーヒーアイス用 小匙1
あればバニラエッセンス
作り方
1.コーヒーアイス用のコーヒーの準備
コーヒーの粉を倍量のお湯に溶かして覚ましておきます。
2.玉子の卵白と卵黄を分ける
玉子の卵白と卵黄を分けておきます。卵白はボウルに入れて砂糖30gを入れておきます。泡立てた卵白はかなりの量になるので大き目のボウルを使ってください。
3.生クリームを泡立てる
ボウルに生クリーム200mlを入れて泡立てます。泡立て器ですくうと柔らかい角が少し立つかな?くらいの固さ(7分立てちょい)まで泡立ててください。
4.卵黄と砂糖を混ぜる
卵黄と砂糖が白くもったりとするまで混ぜます。バニラエッセンスを入れる場合はここで入れてください。
5.卵白を泡立てる
2.で準備した卵白+砂糖30gを泡立てます。ボウルをひっくり返しても落ちてこないくらい、しっかりと泡立ててください。
6.生クリームと卵黄、卵白を混ぜる
まず、3.の生クリームと4.の卵黄を混ぜます。その後5.の卵白と混ぜます。
これでバニラアイスの元の完成です。これをタッパーにいれて凍らせると1ℓものバニラアイスが出来ます!
7.半分に分けて、一方にコーヒーを入れる
出来上がった5.のアイスの元を2つに分けます。
半分に1.で作ったコーヒー液を入れて泡だて器でゆっくり混ぜます。
これで、2種類のアイスの元の出来上がりです。
それぞれをタッパー等に移して冷凍庫に入れます。
出来上がり
これはバニラアイスです。ただ混ぜて凍らせただけで美味しいアイスクリームが出来ました。
値段 (アイスクリーム約1ℓ)159円
ホイップクリーム108円
玉子 (6個108円として)3つ54円
砂糖 (1kg108円として)60g 7円
(コーヒーの値段は除外しています)
味 ★★★★☆+